小児歯科のご相談 歯医者 大田区 田園調布 あらい歯科クリニック
小児矯正
小児歯科矯正|小児歯科矯正器具小児矯正
小児矯正治療の必要な不正咬合とは、いわゆる「歯並びが悪い」や「噛み合わせが悪い」場合だけでなく、上下の顎の状態が悪い場合でもあります。
お口の中がこのような状態になっていると、歯の並びが悪いためにきちんと歯を磨くことができず、むし歯の大きな原因になるばかりでなく、頭蓋の発達の妨げとなり、身体の様々な部分に影響を及ぼすことがあります。
たとえば、並びが非常に悪かったり、お口の容積が小さいために、食べたり話したりすることに不自由を感じることがあります。
また、呼吸量も少なくなるため、いびきなどの鼻疾患の原因にもなったり、精神面の発育に悪影響を及ぼします。
いずれにしましても、あごの骨を動かす必要があるために、完治までには時間がかかります。
当院では、無料で完治までの具体的な計画を提示しています。 以下が、当院での完治までの一連の流れです。
・初診時
まずは、お口の状態を診察し、不正咬合の原因を探ります。
その上で、おおまかな診療計画と費用を提示いたします。
・お子様・保護者の方との打ち合わせ
治療には、まだ骨格の出来上がっていないお子様の場合、半年から1年程度の治療期間が必要です。
そのため、ご本人だけでなく保護者の方の協力と理解が必要になります。
・精密検査
治療に関して、ご理解をいただきましてから、精密検査を行います。
ここで、レントゲン写真や実際の歯の並び方の型や写真を取って現在の状態を把握します。
・治療計画の作成
検査結果がでましたら、具体的な治療計画を提示いたします。
ここで、詳細で正確な治療計画と費用についてご説明します。
・治療準備
治療の用意ができましたら、治療に入るにあたって、矯正器具の取扱いや治療中の歯の磨き方についてご指導します。
小児矯正器具の取り扱いは、初めての時は扱いがたいとお感じになるかもしれませんが、お子様は数日で慣れてしまいます。
・治療開始
矯正器具(器具について詳しくはこちらへ)の装着方法のご指導と使用時期等の説明をします。
治療期間中は、月に2回ほど定期的に通院していただきます。
そのたびに治療の進み具合をチェックします。
あまりにひどい痛み等がありましたら、このときにご相談ください。
もちろん、いつでもお電話を頂いても結構です。
・保定期間
歯並びが改善されてからも、後戻りを防ぐために、保定器具を装着していただき、歯並びを安定させます。
お使いになっていた矯正装置を改造してそのまま使用します。
期間は、6ヶ月~1年程で、その間1ヶ月に1回程度通院していただきます。
・保定終了
小児矯正終了後も、12歳臼歯等の後続永久歯が生え揃うまで気は抜けません。
定期的なチェックを続けてください。
小児歯科矯正器具について
・機能的矯正装置について
当院では咬合誘導を基本方針としています。
永久歯が生えるまでの歯並びだけではなく、お口の中の環境を改善し、顔面の成長を促進させる為に機能的矯正装置をおもに使用いたします。
特に受け口や出っ歯の目立つお子様に有効です。
この装置はお子様の顔の筋肉の力によって歯及び顎の移動を行うものです。
主に5歳から10歳くらいに用いられます。血縁者に顔が似ている歯並びの場合も使えます。
・床拡大装置について
骨格の成長に異常がない場合に使われる装置で、主に顎が小さくて歯が上手く並んでないときに用いられます。
特徴は歯を移動するだけではなく、お口のサイズを大きくすることにより、後で生えてくる歯がきれいに並ぶスペースを作るようになっています。
永久歯が生え揃ってからは顎の骨を開く(大きくするが顎の形は変わらない)優れた矯正法です。
・最後に
矯正治療は、大変時間がかかるために、家族や身の回りの方の協力が不可欠です。
私たちももちろん最大限ご支援します。
ぜひ、きれいな歯並びを手に入れましょう!